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増税後のお金はこうして積み上げる! お金意識の高いメンバーたちが全国から集うコミュニティ”富女子会”が教える貯蓄の小技

2020.03.02

SUPERVISION BY FUJOSHIKAI
TEXT BY F.S

老後資金や増税に意識が向いた2019年

2019年はお金について見直すきっかけとなる出来事が目立った年になりました。

秋にはついに消費税が10%となり、財布の紐を固く締め直した人も多いと思いますが、昨年もうひとつ大きく印象に残ったのは、金融庁が6月に公表し、またたく間に世間に広まったニュースの中の「老後資金2000万円」というフレーズでしょう。

ニュースを見てその金額の大きさに驚き、口座の金額を焦って確認してしまったり、慌てて貯金を始めた人も多いのでは? 先立つものがないと人生を楽しむ心のゆとりも生まれないというもの。皆さん、その後どうですか? 貯金は続いていますか?

かくいう自分は、すっかり挫折してしまったクチ。どうも毎日切り詰めてばかりの生活というのは楽しみがないため張り合いも見出だせず、自然と節約と貯金の習慣がフェードアウトしてしまいました。

「どこかにラクして貯金する方法はないものか……」

そんなことを考えていたら面白そうな情報が飛び込んできました。なんとお金を貯めるために、様々な工夫をしている女子集団があるというのです。

その名も富女子会ふじょしかい
※腐女子ではありません。

聞いたところによると、すでにテレビをはじめとするメディアからの取材もたくさん受けているのだとか。全員がセレブなのではないかと思わせるような、なんともステキな響きの会ではありませんか。

一体、富女子会とはどんな集まりで、そこではどんなテクニックが日々編み出されているのでしょうか?

メンバーの方々にお話を伺うことができました。

目標は1000万円。
お金意識の高いメンバーたちが全国から集う富女子会

「自分の力で生きていきたい」「お金と時間から解放されたい」と考える女子たちが、お金について学ぶコミュニティ「投資会」をきっかけとして、2015年に結成されたのが富女子会です。

男子がいないのは、お金を稼ぐことに対する意識が男性と女性は違うという理由から。女性は将来、結婚・出産・キャリアチェンジなどライフステージの選択肢も多いため、将来を見据えた貯蓄、投資力をつけようという目的もあるのだそう。

彼女たちの間で共通している目標ひとつだけ。それは「5年で1000万円を貯める」こと。そのために定期的に貯金や資産形成について学ぶ場をつくったり、メンバー同士でシェアするなどして、お金に振り回されるのではなく、お金を使いこなしていく方法を身につけるために活動しているそうです。

創設時は20名ほどだったメンバーも、現在では約300名ほどが在籍する大きな会に。 活動地域は東京・大阪・九州を中心に、 年齢は20~40代、その職業も会社員、公務員、自営業から看護士までと様々な顔ぶれ。なかにはワンルームマンション、一棟マンションのオーナーになった人もいるのだといいます。

5年で1000万円と聞くと、個人個人の年収に左右されそうな気もしますが、20代で1000万円をみるみるうちに貯めてアパート購入を決めてしまった方の場合の年収は300万円台だったとか。

「収入の多さはあまり関係ないと思います。目標があるかないかが3年後、5年後の貯蓄に影響がでてくるかなと。自分で目標金額とリミットを決めることが大事だと思います。漠然と貯めている人より、目標がある人の方が貯金のペースも早いですね」(富女子会・相田さん)

富女子たちの間で最近流行っている貯金テクニックは?

ランチは、外食の習慣をやめて手作りのお弁当にするなど、一般的に無駄と見なされる出費については、すでにことごとく抑えている富女子たち。世の中の流行も見逃さず、あれこれ取り入れて工夫しているようです。

◆サブスクリプション

「モノを買う」のではなく「モノの利用権にお金を払う」のが、サブスクリプション。1カ月定額で、音楽が聞き放題、動画が見放題になるため、うまく使いこなすと娯楽費をぐっと抑えることができます。

富女子会で今注目が集まっているのは、本を朗読で聞くことができる「オーディオブック」です。通勤のときや子育て中などでも、耳で本を”読む”ことができるので、知識を手軽に身につけるのにはうってつけ。サービスの中には会員登録すると、動画や音楽が聞けるほか、ショッピング時の送料が無料になるなど、買い物時間の短縮にもつながります。ウィンドウショッピングをやめて、必要なものだけをカートに入れることができるので無駄遣いが減った人もいるようです。

◆副業・複業

大手企業を中心に、副業が解禁されたのも記憶に新しいですね。「自分で稼ぐ力」を身に着けるのがモットーの富女子たちは副業の研究にも余念がありません。

富女子会では「ライティング講座」を主催していることもあり、その受講をきっかけに、「ライター」や「音声起こし」など、本業のかたわらで携わる人も多くいます。なかには本業になってしまった人も。事前の調査など大変なこともありますが、テーマパークでの取材などがあったりと、楽しみながら執筆できる案件もあるのだとか。

空き時間で、お小遣いを稼ぐも良し、貯金に使うも良し。メリハリを付けながら自分のスキルを高める副業ブームは、富女子会のなかでこれからも広がっていきそうです。

◆投資

節約だけでは資産はなかなか増えないもの。富女子会では株に関する知識を積極的に学ぶ「株講座」も行い、自分に合う投資スタイルを模索しています。短期売買を行っているメンバーや、配当金・優待狙いの長期保有を試みるメンバーもいて、それぞれの状況を定期的に報告しあうことも。

日々の市場チェックができない、苦手なメンバーは税金のかからない「積み立てNISA」や、節税効果もある「iDeco」など、少額から始める投資信託を選んでいます。

◆番外編:マッチングアプリ

最後は、ちょっと意外ですが「マッチングアプリ」を活用している女子も多い様子。節約生活や、知識を吸収するなかで、自然と自分なりのライフスタイルを持つことができるようになると、理想の男性像もはっきりするため、うまくいくことが多いんだとか。

また、初めから結婚目的でアプリを始めることで、お付き合いからプロポーズまでの期間も短く、マネーリテラシーがしっかりした人に出会えたという人もいます。

貯金自体が目的にならないように気をつける

お金を貯めることにストイックな富女子たちですが、切り詰めてばかりではやはりモチベも下がっていくため、ところどころで楽しみを見つけているのだといいます。


■ Mさん
20代・販売職/一人暮らし/手取り約17万円+変動のアルバイト代/月の貯金額6~7万円

「毎月、本を買って新しい知識を手に入れ、モチベーションを保つことを心がけています。特に影響を受けたのが、『カネなし・運なし・色気なし 底辺女子が会社を辞めて幸せになった話。 』という本。単発のアルバイトを続けて貯金の無かった著者が、雑貨屋の店主になるという目標に向けて7カ月で100万円を貯めた姿が描かれています。強い意志と行動で現状は変えられると強く思ったことがアルバイトへのチャレンジや今の仕事でも昇進したいという目標設定にもつながりました」


■ Hさん
30代・事務職/実家暮らし/毎月の手取り約19万円/月の貯金額2万円

「貯金の先に目標をつくって、目指す自分になるためにと、気になった講座やセミナーに積極的に参加するようにしています。私の場合は、マネーセミナーや、副業講座、心理学をなどですね。ジャンルを問わず思い切って飛び込んで知見を広げています。そのうちに自分が得意だったり好きなジャンルがはっきり分かってきますよ」


■ Oさん
30代・事務職/一人暮らし/毎月の手取り約20万円/月の貯金額4万円

「お金を使うのが怖くてケチケチしていた時期もありましたが、自分で稼いだお金で自分を喜ばせたいと思うように切り替えました。紅茶が好きなので、いろいろな種類の茶葉を揃えたりして、たまにはそれに合ったちょっとお高めのスイーツを食べたり、ホテルのスイーツを楽しんだり。メリハリをつけることで、無理のないようにしています」


話してくれた富女子会の皆さんからは、「貯金自体が目的とならないようすること」に気をつけている印象を受けました。

私の貯金が続かなかったのは、そのあたりに理由があったのかもしれません。貯金一辺倒ではなく、ときには贅沢も許す。場合によっては、それが自分の成長にもつながるものなら人生も豊かになるし一石二鳥ですね!

これから貯金をしたいと思っている方、ぜひ富女子のワザを参考にしてみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】

富女子会
http://y-academy.co.jp/

お問い合わせ先(メールフォーム)
http://y-academy.co.jp/contact/

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