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「日本の最強パワースポット~神社」FILE NO.01:北海道神宮

2020.01.07

SUPERVISION, TEXT, PHOTOGRAPH BY Yukiro Wakatsuki
EDITED BY VOICE STYLE

どんな厳しさの中でも人生の花を咲かせる

札幌からタクシーで約 15 分。都心からやや離れたところに、喧騒とは無縁 の北海道神宮が見えてきます。

ここでは、時の開拓判官(今で言う公務員。官僚にあたる)であった 島 義勇《しま よしたけ》が江戸から背負ってきたという御神体が祀られており、国土開発の守護神として、長い間この土地の人々の拠りどころとなっています。

北海道神宮の境内は、開拓時代を導 いたような力強い気質と、日本の国民すべてが幸せになって欲しいという慈愛で溢れています。今は苦しいけれども最後には必ず花を咲かせてみせる、という強い志をもって参拝すれば、導きの御神気を感じ取ることができるでしょう。

オオクニヌシノミコトや、それを手助けしたスクナヒコナノカミな ど、〝国づくり〞と関係の深い御祭神が多いので、自分自身のことだけでなく、 日本全体が幸せになるようにと願いながら、祈りと感謝を捧げてみてください。

古代より日本人は、山、海、木々、 岩を神として崇めてきましたが、早くから北海道に住んでいたアイヌの人々は、コロボックルと呼ばれる植物の精霊の力を信じ、敬ってきました。神宮の境内に足を踏み入れると、「もしかして、自然の精霊と対話できるのでは?」と思わせるような雰囲気も漂っています。

約 18 万平方メートルという広大な敷地を散策すると、桜の木や梅の木を始めとした多くの緑、またバードウォッ チングの案内など、まるで自然公園にいるかのよう。

深呼吸をして、ゆったりと参道を歩きましょう。冬になると、境内が白一色の美しい景色に変わります。春には、雪の中からふきのとうがちらほらと顔を出すなどして、生命の息吹、自然の鼓動を感じられるネイチャースポットとも呼べる空間です。

Information

北海道神宮 Hokkaido Jingu
http://www.hokkaidojingu.or.jp/

<由緒>
明治2 年、日本の国土として明確化するため、当時「蝦夷(地)」と呼ばれていた大地が「北海道」と名づけられた。判官・島義勇(しまよしたけ)が、御神体を背負い、江戸から運んだのが起こりとなる。1964 年、札幌神社から、社名を現在の北海道神宮へと改めた。

<所在地>
北海道札幌市中央区宮ヶ丘474

<主祭神>
大国魂神(オオクニタマノカミ)、大那牟遅神(オオナムチノカミ)、少彦名神(スクナヒコナノカミ)、明治天皇(メイジテンノウ)

<御神事>
奉納行事 他

<御利益>
交通守護・殖産興業・民生繁栄 他

※本記事は『voice style vol.2』より抜粋・再編集したものです。

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